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林業就職記@西日本

実体験を元に、林業について

林業と労働災害。今必要なこと

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今日は労働災害について話そうと思います。

 

林業労働災害

 

林業に従事していると労働災害の話しを耳にします。誰々が怪我をした、何処の事業体で重大事故が起こったなど。それだけ労働災害が身近にある業種なんです。私が知っている身近な人でも、足を切った、足を複雑骨折した、指先が切断された人などを実際に知っています。

ではどれだけ労働災害の発生が多いのかを他業種と比較して見ていただきましょう。 以下引用です

林業労働災害の発生率


足場の悪い山の中で伐採木等重量物を取り扱う林業労働災害の発生率は、災害の発生度合を表す「千人率」で他産業と比べると、全産業の中で最も高くなっています。

 平成25年

全産業  2.3
林業    28.7
鉱業    12.0
建設業  5.0
製造業  2.8
木材製造業 11.4

資料:「産業別死傷年千人率」(厚生労働省

林野庁/林業労働災害の現況

林野庁のサイトより引用。労働災害の死傷年千人率 平成25年度だけを抜き出してみました。リンク先には他の年度のデータ、発生状況、死傷者数などの記載もあります。

素人目からも危険と分かる鉱業の約2.4倍です。これにはビックリしました。

事業体で働いていると、同じ市内・県内で発生した重大事故はすぐに連絡が入ります。被災状況が細かく記された用紙がファックスで関係機関より送られてきます。メールで写真付きのものが来る場合もあります。また、必ずと言っていいほど、安全作業の喚起を促す文言がいれてあります。それを見るたびに、アホかと思ってしまうんです。それで事故が防ぐことができたら誰も苦労しないのに。

 

労災を防ぐために必要なこととは

 

最近の死亡事故を見て簡潔に述べたいと思います。それは、指導員の質を上げることです。何が危険で、どうすれば安全に作業をすることができるのかを指導員自身が分かっていないのではないかと感じる事があります。指導員の質の低下が事故の根底にあるように感じるんです。

改善するには様々な現場経験と、地道な安全教育ではないかと個人的には考えています。新規就業者は勿論ですが中堅やベテランといった方にこそ安全教育が必要なのかもしれません。近道はありませんが地道な行動できっと変えることができると私は考えています。