林業就職記@西日本

実体験を元に、林業について

あなたが求めるものと注意すること

 

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ガイダンスに先日行ってまいりました。

 

あるブースで耳にしたことなのですが、その社長曰く「荒れた森に手を入れ森を守り、地域に必要な会社になりたい」、「山主さんに施業を任せてよかったと言われる事業体を目指す」「環境負荷を最小限に抑える」等々おっしゃることは大変立派で感銘を受けました。

 

ほおーと思い、労働条件・待遇を見てみると¥7500~の日給制で上がっても¥10000位とのこと。また、決まった賞与は無く出来高(要は利益がでたら)によって支払われるとのこと。加入保険は労災・雇用・林退共(退職金)のみ。作業服やソーチェーンなどの消耗品は自己負担とのこと(チェーンソーは勿論自己調達)

 

私の熱が一気に冷めたのはいうまでもありません。

 

私がそのブースを去った後でも、そのブースには常に人がいて多くの方々が熱心に耳を傾けていました。。。

 

もし私が若くて修行のつもりだったら入っていたかもしれませんが、今の私には到底入りたいとは思えません。

 

林業に求めるものは人によって異なると思います。待遇は問わないという方もいますが、実際に従事してみて「こんなはずじゃなかった」とならないように気をつけてください。何度も言いますが、林業は体力的に非常に厳しいですし、冬は極寒、夏は熱中症との戦いです。それに見合った給料か…

 

前述の社長さんのところに集まるのは多くが移住者のようです。もちろん林業をするのは初めての方ばかりの様子。うーん、皆さん幸せなのだろうか。